熊本の農畜産物

【トルコギキョウ】細心の管理 奏功/JA熊本市

2017.12.24
花を一本ずつ丁寧に収穫する大津部会長

 JA熊本市管内で、正月用の切り花として人気が高いトルコギキョウの出荷が順調だ。2017年産は、定植期の曇天や生育期の低温で、県内全体の出荷量が減少している中、JAトルコギキョウ部会では安定した数量を確保している。21日時点では、週3回、日量100~150ケース(1ケース30本)。需要に合わせた出荷で有利販売に努め、来年6月までの期間に75万本の出荷を計画する。

 東区上南部町にある大津誠部会長のハウスは、連日出荷作業でにぎわう。淡いピンク色や純白など、約3万本のトルコギキョウが育っている。大津部会長は、地域性や季節感、消費者ニーズに応えるように選び抜いた約40種類を栽培。各品種に合った栽培管理を徹底する。「消費地が必要とする時期に良質なものを出荷できるように、気温・湿度管理はもちろん、太陽光の強さも考慮した栽培管理を徹底している」と話す。

 部会は通称「創花道(そうかどう)」。農家4戸が2.5ヘクタールで栽培し、個選・個販を手掛ける。時期による出荷のむらがないのが売りだ。大津部会長は「今後も消費者に感動を与える花を作っていきたい。冠婚葬祭など、さまざまな場面でトルコギキョウを活用してほしい」と需要増加に期待を寄せる。