熊本の農畜産物

【米】「森のくまさん」一番人気 求評会/JA熊本うき

2017.12.19
品種ごとに新米を吟味する出席者

JA熊本うきは11月下旬、宇城市松橋町で2017年産米求評会を初めて開いた。地域に合った米の品種選定、銘柄の絞り込みを検討する狙い。米卸売業者や行政、JA関係者が米の主力品種「森のくまさん」や「ヒノヒカリ」、試験栽培中の「くまさんの輝き」など7品種の新米を食べ比べ、味や香り、粘り気などを確かめた。食味アンケートの結果、「森のくまさん(特別栽培米)」が一番人気を占めた。
 求評会には約60人が出席。食べ比べる銘柄は「森のくまさん」だけを示し、他の品種は番号で表示した。出席者は炊きたての新米を吟味。感想をメモしながら、それぞれの項目を5段階で評価した。アンケートでは2番目が「くまさんの輝き」、3番目が「森のくまさん」と続いた。

 JA普通作部会の福原幸一部会長は「JAとともに消費者から選ばれる米作りに頑張っていきたい」と話した。
 JAの堀幹男組合長は「地域に合った品種を見定め、安全で安心できるおいしい米を消費者に届けていく」と話し、「宇城地域の農産物を広くPRするために、販売戦略を立て実行している。できることから素早く取り組んでいく」と訴えた。

 JAが扱う17年産米の構成では新規需要米の割合が13.9%で、13年産から11.5ポイント増加。全体の80%を占める主食用米では、銘柄別で「森のくまさん」が約60%を占めた。
 JAは、米や麦など土地利用型作物の施設として、南区城南町に下北地区広域カントリーエレベーターを建設中。18年3月に完成を予定する。