熊本の農畜産物

【柿】縁起物「巻柿」出荷追込み/JAかみましき

2017.12.21
巻柿を作る生産者

熊本県のJAかみましき管内の山都町白糸地区では現在、正月の縁起物として需要が高い「巻柿」の出荷が最盛期を迎えている。
 巻柿は、種を取った干し柿を12、13枚重ねて、竹とわらで巻いた。切ったとき、重ねた干し柿が、きれいにバラのような切り口になるのが特徴。今年は部会員9人が生産している。
 「投烏帽子(なやぼし)」という渋柿を使い、甘く仕上がるのが特徴。7月ごろから本竹の皮を取ったり、稲わらを紡いだりして準備を始め、12月末まで生産している。今年は天候不順の影響で干し柿が少ないため、約1500本の出荷を見込んでいる。
 生産者は「似たような物は全国にあるが、白糸台地産は柿が飴(あめ)色で本当にきれい。今年は例年よりも甘く出来上がったので、多くの人に食べてもらいたい」と話していた。