熊本の農畜産物

【ミニトマト】品質向上切り札「小鈴エル」/JAあまくさ

2017.11.11
ミニトマトの色や形を確認する部会員

 熊本県のJAあまくさ園芸部会ミニトマト部は11月上旬、冬の基幹作物ミニトマトの本格的出荷を前に、部会員の意識統一と品質向上に向け、栖本支所で2017年産出荷査定会を開いた。17年産からは、裂果が極めて少なく、輸送性・店持ちに優れる「小鈴エル」を、74アールで初めて栽培する。
 JA管内では農家19戸が、主に「アンジェレ」や「TY花鳥風月」を3.24ヘクタール(前年度比110.4%)で栽培。17年産からは甘味とこくが特徴の「小鈴エル」を栽培する。17年度の出荷数量は247トン(前年比117%)販売高1億3704万円(同127%)を計画。11月下旬から本格的に出荷が始まり、翌年6月まで続く。

 出荷査定会では、JA熊本経済連・天草広域本部を交え、現物を見ながら、着色状態や大きさ、糖度などの規格を確認。生産者同士やJA指導員と意見を交わした。
 定植期から、台風などの影響で日照時間が平年を下回り、根の生育不足が心配されるが、11月以降の好天で根の生育を促進するような管理が必要だ。
 JA指導員は「今後は急激な気温の変化が予想され、冬場に向けての準備が重要。2カ月先を想定し、温度や追肥、かん水に十分注意しよう」と管理の徹底を強調した。