熊本の農畜産物

【ミカン】玉太り◎目標900トン/JAたまな

2017.09.22

「肥のあかり」を収穫する谷口さん

 熊本県のJAたまな管内で16日から、極早生ミカンのトップを切って「肥のあかり」の出荷が始まった。「肥のあかり」は、熊本県が開発した食味の良さが特徴の極早生ミカン。今年産は日照量が十分で、糖酸バランス良く仕上がっている。初出荷は前年より2日遅く、関東・関西方面を中心に出荷した。9月末までで、900トンの出荷を見込む。
 JA中央柑橘(かんきつ)部会の谷口正一さん(68)は「肥のあかり」を20アール栽培。完全マルチ被覆栽培で、雨水の土壌への浸透を抑制し、糖度を高める工夫をしている。谷口さんは「今年産は玉太りが良好で、味のバランスも良い」と話した。JA担当者は「肥のあかりは、極早生ミカンが出回る前の9月中に出荷できる。続いて出荷する極早生、早生と、市場の売り場確保につながる」と期待を寄せた。
 管内では、生産者501人がかんきつ類を栽培、約1万トンの販売を計画している。「肥のあかり」の出荷を皮切りに、極早生、早生、普通と年末まで出荷が続く。