熊本の農畜産物

【梨】吉野梨「新高」 台湾の中秋節に評判/JAやつしろ

2017.09.15

関係者に見送られて台湾に出発する吉野梨「新高」を積載したトラック

 熊本県のJAやつしろは9月上旬、JAやつしろ吉野果実選果場で、吉野梨「新高」の台湾輸出に向け出発式を開いた。関係者約100人が集まった。丁寧に箱詰めされた輸出用の5キロ箱(5~7玉入り)2780ケースが、トラックに積載され博多港へ向けて出発した。台湾への輸出は14年目。
 博多港から船便で台湾へ送る。台北や高雄の百貨店などで、中秋節の贈答用として販売される。今年は約6800ケースの輸出を計画する。
 15~17日には生産者や氷川町、JAなどの代表者6人が、現地百貨店などの店頭で販売促進と消費動向調査をする予定だ。
 台湾輸出は2004年から、農水省の日本産ブランド輸出促進事業として始まった。翌年から中秋節に合わせた本格輸出となった。台湾では「丸くて大きいもの」が特に喜ばれるため、中秋節の贈答時期には吉野梨が大きさと質の良さで重宝されている。
 現在輸出用の「新高」は16戸の生産者が栽培。日本と台湾では、使用できる農薬が異なるため、台湾に合わせた防除をする。選果場では、選果時に病害虫が混入しないように細心の注意を払っている。