新着情報

【涼風届け】土潤す恵みを 雨乞い奴踊り奉納/JAたまな

2017.08.11

 熊本県玉名市岱明町の大野下八大龍王神社で、雨乞い奴(やっこ)踊りが奉納された。神社が祭る8体の龍王は雨を呼ぶといわれる。奴踊りは300年以上続く地元の伝統行事だ。白法被に鉢巻き姿で、左腰に刀、右腰にひょうたんを下げた奴姿の踊り手が奴地歌に合わせて踊る。
 行事は、4月に日本遺産に認定された「菊池川流域今昔水稲物語」の構成文化財の一つだ。
 1966年に発足した大野下奴踊り保存会の会長、森田幸孝さん(73)は「昔から五穀豊穣(ほうじょう)を願い、雨乞いが続いてきた。
 現在は祭りとしての意味合いが強いが、干ばつ時は農家にとって最終手段」と話す。「雨乞いの後はよく雨が降り、涼しく過ごしやすくなる」とも指摘する。
 82年には保存会に子供会も発足。子どもたちに踊りや太鼓の
たたき方を教え、伝統を継承する。