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【涼風届け】野菜洗い談笑 生活に欠かせぬ場/JA鹿本

2017.08.23
談笑しながら収穫した夏野菜を洗う久野地区の人々

 熊本県山鹿市鹿央町久野地区にある突井戸(つきいど)。透き通った清らかな地下水が一年中、一定の水温で湧き出る。地域の住民は収穫した夏野菜を持ち寄って洗ったり、談笑を楽しんだり。生活に欠かせない場所になっている。
 明治時代に作られた突井戸を、久野地区では「つきほぎ」の愛称で呼び、親しんでいる。井戸水は夏は冷たく、冬は暖かい。米とぎや靴の洗濯など、日常的に利用している。
 農業を営む守川節子さん(75)は「この場所は久野地区の住民にとって大切な場所。毎日ここに来てご近所さんと話すのも楽しみの一つ。突井戸で冷やして食べる夏野菜は一段とおいしく暑さも吹き飛ぶ」と笑顔を浮かべる。
 同市鹿央町には、久野地区以外にも数カ所で突井戸が残り、同じように憩いの場としてにぎわっている。