熊本の農業

大豆新品種「すずかれん」/JA鹿本

2015.03.27

納豆を笑顔で頬張る児童
納豆を笑顔で頬張る児童

 大豆の新品種「すずかれん」の生産拡大協議会は、JA鹿本管内の幼稚園および小、中学校で、山鹿市産の「すずかれん」で作った納豆の試食会を行った。小粒品種でたんぱく質の含有率が高い「すずかれん」を使った加工品の開発は、全国で初の試みだ。

 山鹿市鹿本町にある山鹿市立中富小学校では、「すずかれん」の納豆が給食に並び、同協議会代表10人が3学年に分かれ、児童らと一緒に食べた。

 同協議会の富守信一会長は「すずかれんで作った納豆は大豆のタたんぱく質が多いのでたくさん食べて大きくなってほしい」とあいさつ。児童らは「納豆は大好きで毎日食べる」「地元でとれた大豆からできた納豆はとてもおいしい」と笑顔で納豆を頬張っていた。

 同協議会は県内大豆の生産の低コスト化、生産者の所得向上を図るため、昨年5月に結成。納豆用途の既存品種に比べ収量が多く、病害虫抵抗性に優れた「すずかれん」の生産を始めた。地区農家の集まりである農事組合法人中分田ファームと農事組合法人アグリつぶくろ、県や市および加工、販売関係者、JA鹿本など生産から加工、流通に至る関係者で構成されている。「すずかれん」を使った加工品の試作、サンプリング調査などを実施し、生産と需要拡大に取り組んでいる。