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【牛】あか牛振興大会で経営力強化を誓う/熊本県畜産農協振興協

2019.12.04
家畜市場に集まったあか牛生産者

 熊本県畜産農協あか牛振興協議会は11月下旬、大津町の県家畜市場で2019年度あか牛振興大会を開いた。あか牛(褐毛和種)の地位向上と肉用牛農家の経営力強化につなげる狙い。今年で10回目。生産者や協議会会員、行政などから約200人が出席した。

 県内は全国一のあか牛の産地。18年度、全国で飼育した約2万1800頭のうち、7割を県内が占める。18年には「くまもとあか牛」として地理的表示(GI)登録され、国にも品質が認められた。

 家の光講師で食育ソムリエの麻生せい子さんが「次世代への贈り物」と題して講演。麻生さんは会場の生産者らと語り合いながら、あか牛は阿蘇の草原に放牧されて自然環境を守り、余分な脂肪の少ない「健康和牛」であることなどを再確認。「次世代へ引き継ぐには生産者自身が魅力を発信し続けることが重要だ」と訴えた。

 協議会の石貫良一会長は「後継者不足や担い手高齢化など問題はあるが、あか牛の良さを生かし、生産者が健康で経営を続けてほしい」とあいさつした。