熊本の農畜産物

【イチゴ】万全な管理を 担当者会議で徹底/JA熊本経済連

2019.02.05
高設栽培圃場の視察を行う出席者

 JA熊本経済連は1月下旬、2018年度第4回JAいちご担当者会議を開き、現地検討会と品質査定会を実施した。各JAイチゴ担当者・熊本県の職員ら約40人が出席。18年産イチゴの販売実績などを報告し、厳寒期から春先に向けた栽培・出荷見通しで意見を交わした。

 本年産は「ゆうべに」を主体に順調に生育。昨年内から平年を上回る潤沢な出荷が続いている。現状では着果負担の影響が一部で見られるものの、暖冬で前進傾向となっていることから引き続き春先まで順調な出荷が見込まれる。

 現地検討では、JA熊本市白浜いちご部会の生産者の圃場(ほじょう)3カ所を視察し、高設栽培や大規模経営時の栽培管理状況について確認。査定会では、各地区から持ち込まれたイチゴの着色・果形・食味などの品質査定をし、品位基準の遵守について確認した。

 経済連担当者は「年内から順調な出荷が続いたものの、暖冬で温度管理が難しく品質のばらつきが生じた。入念な品質管理、早めの対策をしなければならない。ブランド維持のためにも意識向上と品位基準の統一が重要だ」と話した。

 経済連では6次化商品開発に向けて加工用イチゴの原料集荷にも力を入れており、100トンの目標数量を設定している。