熊本の農畜産物

【スイカ】立体栽培 かわいいボンボン出番 甘~く玉太り良好/JA鹿本

2020.04.27
立体スイカの生育を確認する赤星さ

 熊本県のJA鹿本で4月中旬、立体スイカ「かわいいボンボン」の出荷が始まった。春は5月中下旬まで、秋は10~12月中旬の2回に分け、熊本・福岡・関東方面へ出荷する予定。

 赤星勝之さん(43)は、熊本市北区植木町の連棟ハウス23アールで栽培する。「2020年産は玉太りが良好で、高糖度が期待できる」と、出荷準備に追われている。

 気温の寒暖差で生育が進み、サイズ・内容とも出来は上々と話す赤星さん。栽培管理では、天候に応じた水やりのタイミングを見極め、雌花の開花時期は特に温度・湿度に気を付けることで、花形が変形しないように管理を徹底する。20年産は3000玉の出荷を見込む。

 営農指導課の堀勝博さんは「今年は天候に恵まれ、例年通り高品質に仕上がった。贈答用にもぴったりな立体スイカを食べてほしい」と話す。

 立体スイカ「かわいいボンボン」は、「HS―10」という品種。水に入った風船の「ボンボン」に似ていることから名付けられた。大玉スイカとは異なり、ひもやネットを使い、つるやスイカ本体を持ち上げて、空中で栽培(立体栽培)する。

 この方法はスイカ全体が均等に日の光を浴びるため、糖度のばらつきが少なく、皮目までおいしいスイカができる。メロンのように、T字のつるが付いたまま出荷する。