熊本の農畜産物

【イチゴ】こだわりいちご出荷/JA菊池

2017.12.16

初出荷される「こだわりいちご」と生産者の矢島靖雄さん

 JA菊池苺(いちご)部会が食味を重視して作り上げた自信作「糖蜜使用のこだわりいちご」の出荷が14日から始まった。

 関東・関西の大手デパートの店頭に並ぶ贈答用。部会員が有利販売につなげたいと、研究を重ねてこだわり抜いた。卵のLサイズよりも少し大きい、ビッグサイズで甘くとろける食感でおいしさを追求したイチゴだ。
 「こだわり」を追求する生産者だけが出荷し、今年産は29戸が取り組む。品種は「ひのしずく」で、完着で大玉のものだけを詰める。通常のイチゴ出荷より多くの手間がかかる。

 他のイチゴと差別化し、箱は黒色で、ふたには人気の「くまモン」のイラストを使う。イチゴは一個一個フルーツキャップでくるむ。荷姿は1箱30玉入り、24玉入り、21玉入りがある。さらに「黒箱premium(プレミアム)」の特別販売品は、18玉入り(1玉60グラム以上)と15玉入り(80グラム以上)。完熟具合や重さを確認して、丁寧に箱に詰める。

 全て契約販売する。北海道から宮崎まで、大手デパートでの限定販売。台湾、シンガポールにも輸出する。

 出荷本番を前に出荷査定会を開き、収穫の時期・出荷規格・箱詰めの仕方など、厳しく細かなチェック。生産者の意識を統一した。
 初出荷は14日。29箱を出荷した。宮川忠正部会長は「今年7年目となり生産者の意識も高まっている。最高のイチゴを消費者に届けたい」と気合が入る。