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【タマネギ】産地化挑む/JA熊本うき

2017.09.13

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自動播種機を使って作業する法人の組合員

 熊本県の農事組合法人熊本すぎかみ農場は、今年から新規作物のタマネギ栽培を始めた。全自動播種(はしゅ)機や、移植に必要な機械一式を導入し、9月上旬からJA熊本うきの農業倉庫でタマネギの育苗箱に播種を開始。育苗ハウスに移して約2カ月育てて、11月上~下旬にかけて圃場(ほじょう)に移植する。
 タマネギ栽培への挑戦は、7月末の総会で承認を受けた。国や県の補助事業を活用し、産地化に向け本格的に栽培に取り組む。今年の作付面積は6.3ヘクタール。熊本大同青果と露地野菜生産組織を立ち上げ、農業機械の共同利用や栽培技術の共有化も進める。

 同法人は、県内でも有数の大規模集落営農組織。米や麦、大豆を中心に栽培している。安定的な収入に結び付けるため、葉ニンニクやスイートコーンなど、野菜栽培にも取り組んでいる。
 初日は、488穴トレー育苗箱約450枚(50アール分)に種をまいた。播種機は、土入れ、播種、覆土、積み上げまでの工程を自動で行う。品種は、極早生や早生、中晩生など6種類。3月下旬から4月中旬にかけて収穫する極早生と早生は青果で、中晩生は加工用として出荷する。
 熊本すぎかみ農場の大澤洋一理事長は「効率よくタマネギ栽培を進めたい。今年の成果を見て、3年後には10ヘクタール以上の作付けを目標に頑張っていきたい」と話した。